2017.4.23 経済インセンティブプログラム、発想の転換
運動(歩数)、禁煙といった健康行動変容で用いらている経済インセンティブプログラムは、達成した行為ベースでのインセンティブ提供という「こつこつ日々継続型」での設計が大多数を占めている。
しかし この記事 を読むと、経済インセンティブの設計の考え方を抜本的に転換する必要がありそう。
「こつこつ日々継続型」は「情報提供型」を若干上回る効果に過ぎない。
「安くない一定額デポジット拠出型」が元を取る行動インセンティブを駆り立てて効果が高い。
「デポジット拠出型」では参加者を確保できないという不安が必ず出て来るが、参加者獲得の場面となるコンタクトポイントをどうデザインするかで解決できそうだ。
2017.3.31 ヘルスケアPSS ニッチ型のお手本(アメリカ)
ユタ州のowletの提供するSmart Sock 2はヘルスケアPSSのお手本となるかもしれない。
バイタルセンサーと衣料を組合わせた、このあかちゃん用靴下は、心拍数と酸素濃度をモニタリングして、スマートフォンで確認したり、アラート通知を行う。
乳幼児期が対象のため、
●使用想定期間が比較的短くなるとみえていること。
●子育てに対しては消費性向がそれほど抑制的でないこと。
が考えられ、ヘルスケアビジネスが直面する「マネタイズの壁」を乗り越えられる可能性を秘めていると考えられる。
専用端末でモニタリングから、既存の製品への組み込みによるモニタリングへの転換例でもある。
2017.2.28 コンシューマ製品から臨床製品へ(フィンランド)
ノキアは傘下のwithingsをノキアブランドに統一するとともに、臨床分野でのコネクテッドケアに注力する模様。既に高血圧症患者を対象にイギリスのNHSで6.9万人に遠隔モニタリング、アメリカのAMGAで150人に血圧低下支援に関する臨床研究を行っている。
2017 .2.25 ドクター版uber(アメリカ)
ドクター版uberとSanfrancisco Business Timesが記事にしている heal は非かかりつけ医型の往診モデルといえるかもしれない。
2017 .1.12 アプリチャレンジの結果発表(アメリカ)
ONC(Office of National Coordinator for Health)は一般向けと医療関係者向け2分野で実施しているアプリチャレンジのフェーズ2の結果を発表した。