インタフェースを変えること

立ち食いそば小諸さんの某店に久しぶりに入りました。

席のレイアウトががらっと変わっていた。

だけではなく、

あるはずの券売機がない!!!

 

少し観察してようやくのこと、レジで注文・支払いをする方式で

あることを理解したのです。

 

街中のスーパーの他にも八百屋さん、パン屋さんでバーコード読みは

店員さんがして、支払は精算機に利用者がお金を投入するやり方のところが増えている(病院は利用者が請求書のバーコードをかざしてお金を投入するところあり)このご時世に逆光する、サービスインタフェースデザインの変更と思ってしまいます。

他のお店も一斉に変えるのでなければ、これには利用者はわたしのようにとまどうと思うのですが、、、

 

インタフェースを変えるということでは、Q助も同じと思われます。

セルフトリアージすることで、必要度の低い救急要請を回避してもらおうという発想ですね。

 

これもまずは119番通報から、最初はQ助でというインタフェースを変えることに他なりません。現状は任意利用で全市民に使用義務があるものではありませんのが、今後これを119番連絡へのプロトコルに組み込もうという意図がチラチラしていますね。

なお、利用規約の免責事項には以下の記述があり、現時点では正直にいってとりあえずやってみた感しかありません。

 

 「ユーザーは当ガイドの内容及び判定結果から、自己の責任において医療機関の受診や救急車の利用を判断してください。当ガイドの内容及び判定結果は、電話による救急相談や、実際に救急車を要請した際の救急隊の現場での判断とは異なることもありますので、予めご了承ください。」

 

このように結局自己責任ということですと、使うメリットが利用者にはなく、単に負荷が増えるだけになります。

更には、119番通報で生の人の声を聴いて落ち着く、安心するという効用を無視したIT化になっていないでしょうか?

そういう意味では個人的には119番をコールセンターとして集約してヒューマンインターフェースを維持することが救急時のサービスインターフェースとしては望ましいのではないかと考えます。